【不動産豆知識】私道とは？
国や地方公共団体が管理する土地（公道、公衆用道路）ではなく、個人や団体（会社・企業）が所有する土地を使用している道路です。
私道であっても接道義務はクリアできます。
私道の舗装は、所有者の自費で行うことになりますが、補助が出る場合もあります。
私道に対する固定資産税は、所有者以外も通行する道路になっている場合など、公共性があると判断される場合には非課税となる可能性があります。
少し公道と私道との違いを簡単に説明しておきますと、公道は管理者が、国・市・区などの公共団体になりますが、私道は、誰が個人の所有になります。個人と言っても個人数名の共有名義という事があります。問題となるのは、私道ですと、例えば地震などで水道管破裂して水漏れが発生した場合は、当然、道路の管理者が修理を行います。
公道ですと道路復旧も早いけど、私道ですと管理者の特定、修理費用の負担の関係でいつまでも道路復旧が進まないという事がありますので、土地を購入する際には注意が必要です。
道路管理者の確認は、その道路の管轄の役所に行けば確認が出来ます。土地を購入する際に不動産仲介業が当然調査して教えてくれると思いますが、契約後に説明した、していないとトラブルになる可能性を避ける為に自分で調査して安心する事もお勧めです。