家賃保証(サブリース)の説明 (かんたん新築計画)
かんたん新築計画で注文住宅の新築計画や建て替えを希望されるお客様で、賃貸付き住宅を検討される方も多いので、今回は家賃保証(サブリース)に付いて詳しく説明いたします。
賃貸の家賃保証(サブリース)は少子高齢化によって賃貸経営が難しくなる中で、資産を守っていくのに重要な役割を担っていると思います。
ひと昔のようにサラリーマンが片手間に、自分で賃貸経営するというのも大変な時代となって来ていて、家賃保証(サブリース)のメリット・デメリットを十分理解した上で、上手く家賃保証(サブリース)会社を利用するという事になればと思います。
執筆者
Web担当 イータイム
査定書で保証(サブリース)金額を把握する
計画する賃貸がいくらで賃料を保証して貰えるのかが、賃貸経営の安定を図るのに大切で、家賃保証金額を検討するのに必要な書類は、1、物件所在地(案内図) 2、間取図(新築計画図面)3、建物の構造(木造か、鉄骨造か等)で査定書は出して貰えます。
家賃保証(サブリース)の契約について
一般的には賃貸借契約書を交わすのと同じで、ただ全てのお部屋を不動産会社1社に借りて頂くので、2年毎の更新が基本で、その際に家賃の見直しが出来るという条項があるので、家賃保証(サブリース)と言うが、契約当初の保証賃料で永遠に賃料を保証するものでは無いという事である。
少子高齢化に伴い、駅から遠い物件は更に敬遠されるようになっていき、建物も老朽化する以上は、家賃保証の金額で何十年もずっと同じ金額の家賃保証が出来ないのは、当然の事だと思います。
家賃保証(サブリース)契約の問題点
色々問題となっているのが、賃貸借契約を全ての部屋を1社で家賃保証(サブリース)として契約するので、家賃の値下交渉などがあれば、賃料の値下を受け入れざるを得ない弱い立場となってしまう。
新築計画で建物が竣工して引渡が終わったら、家賃保証(サブリース)開始となりますが、家賃保証(サブリース)開始後の2ヶ月~3ヶ月の家賃の支払いの免責期間が設けられている事が殆どであり、今は賃貸物件の所在地が駅からの遠い距離や競争力の無いエリアであると、空室になる度に、家賃保証(サブリース)の家賃支払いの再免責期間として、2週間~1ヶ月の再免責期間を設ける会社が多くなってきている。
当社の家賃保証(サブリース)の協力会社、株式会社イースペックのメリットとデメリット
当社の賃貸協力会社であります、株式会社イースペックは、創業以来サブリースを事業として行っており、家賃保証(サブリース)を行うエリアがかなり広く、賃貸は1戸からでも家賃保証(サブリース)をしますし、中古アパートの虫食い状態で空室となっている部屋だけの家賃保証もしております。
また、家賃保証(サブリース)の契約後3年間は賃料の見直し無しとか、普通のサービスではあるが、当然に滞納保証を付けてくれております。ただ、デメリットとしては、2年毎に賃料の見直しがあるという項目は契約書に記載があり、今は何処の不動産賃貸会社でもリスクを避ける為に記載があるのですが、それでも一応、見直して賃料が50%に下るとかは無くて、賃料の見直しは2年毎に5%以内とするという項目を入れてオーナー様を安心して頂くサービスをしています。
新宿区新宿1-3-8YKB新宿御苑ビル4階(丸ノ内線 新宿御苑前駅徒歩1分、株式会社イースペック、電話:03-6674-1889、mail:info@iispec.jp
これから賃貸経営する方、経営している方には
これからは少子高齢化により人口が減少してきますので、競争力の無いエリアで利回りが例え高くても、賃貸物件の購入は慎重になった方が良いと思います。何十年も掛けて借入を全て返済し終わった時に、今までは土地さえあれば売却出来てゼロになる事は無いと言われていましたが、これからの時代は、ゼロどころか賃貸物件が売れずに、更に空室は増えて賃料も下がり、建物の老朽化で修繕費用の負担が増えて、借入が無くなっているのにマイナスの負債となるケースもあります。
これからの賃貸経営は、経営者としての自覚が必要で、素人感覚で手を出してはいけないと思います。不動産会社任せで、経営感覚が無ければ金融機関からの借入返済が出来なくなったりもしています。
また、信頼出来る家賃保証(サブリース)をしている不動産賃貸会社を探して、一緒に協力して貰いながら賃貸経営者として運営していくようにならなくてはいけないと思います。これから賃貸経営が不労所得を得たいと思って始める方には、賃貸経営は不労では出来ない時代となっていて、購入するエリアを間違えると経営が上手くいかなくなりますので注意が必要だと思います。