再建築不可(違法建築物)とは?
こんにちは。
皆さんは既に敷地に建物が建っているのにそれを解体して、再建築をするのが不可能な土地があるということを知っていますでしょうか?
少なからず私は全ての土地に建築できると思っておりました。不動産会社に入社してようやく再建築不可な土地があることを知りました。
今回は再建築不可な土地はいったいどのような土地なのかについて書いていこうと思います。
執筆者
Web担当 イータイム
そもそも家が建っているのにそこに新しい家を建て替えられないというのは、入社間もない私には全く意味が分かりませんでした。そこで少しネットで調べてみると、
「古家が相当昔に建築されたものであること。」
昔は建築の条件や規制が相当緩かったようです。1920年頃の大震災を機に法改正を行っていき、現在の建築基準法となったようです。
再建築不可な土地とは。その条件は?
それでは再建築不可な土地とはどのような土地なのかを少しご説明いたします。
再建築不可な土地は大きく分けて二つに絞られます。
- 道路に面していない土地<
- 間口が2メートル以上無い土地 (※4m幅員の道路に2m以上接してなければいけないのが原則ですので、旗状の形をした土地で間口が2mあっても旗状の棒部分が途中で1.9mになっている、または棒状の部分が凄く長い場合は2m以上の間口が必要です)
道路に面していたとしても、間口が2メートル未満の場合は再建築不可な土地となります。上記の2つの項目を満たしてやっと建築可能となります。要するに間口2m未満は規制前に建物を建てたから良いが、現在だと違法建築物になるという事になります。
再建築不可な土地に家を建てることはできるのか?
それでは建築不可の土地には絶対家を建てられないのでしょうか?
実は家を建てることはできるのです!
再建築不可の土地を建築可能にする方法は、
- 隣接した道路に接道する家を買い取る。
- 再建築不可の土地に位置指定道路を入れる。
- 他の土地の持ち主と共に土地に位置指定道路を入れる。
など、再建築不可な土地を建築可能な土地に変える方法はさまざまです。
再建築しないでリフォームする
また、再建築せずに新築そっくりさんなどのリフォーム事業を行っている会社さんに委託するということもできます!
再建築不可ならその建っている家をまるごとリフォームしてしまえばいいということですね。
ということで、再建築不可というものにはいろいろな理由がありそれに付随した対策もあるということですね。
私も日々勉強です。。
以上、再建築不可についてでした。